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統合医療やまのうち小児科・内科

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あきらめることの解説

普通に「あきらめること」をかこうとしていたら
 詩のようになってしまいました。
小学生の頃は詩を読んだり書いたりするのが大好きだったのを思い出しました。

突然「あきらめる」といわれても、、、と皆さんもとまどっていると思うので、
あきらめることにどんな意味があるのか少し説明しますね。

マインド(思考する心)には
得た情報を比較して、よりよい方向に向かおう!
改善しよう!とする働きがあります。
それ自体は心の素晴らしい働きです。
この働きがあるからこそ、人類は文明を生み出し、
科学が発展し、生活が便利になりました。

しかし、その働きには問題もありました。それは、
「行き過ぎてもなかなか止めることができない」
ということです。

何か問題がないか常にアンテナをたてている
   ↓
問題があるという情報をキャッチする
   ↓
今までの経験や学習したことを比較して、良いか悪いかを判断する
   ↓
よりよい状態に改善したいと思う

ここで改善のために行動をおこして事体が改善すれば、ストレスはたまりません。
それで、このサイクルを終えることができるからです。

でも行動を起こさなかったとしたら?
また、行動を起こしても改善しなかったとしたら?

また振り出しに戻ってしまいます。
この思考のサイクルが何度も何度も回ることがストレスのもとです。

ではこのサイクルを回さないようにするためにどうするか?

答えは、努力して「問題を発見」して、頑張って「改善する」ことを繰り返す
ことではありません。

一時的には必要な時もあるかもしれませんが、
このサイクルを回し続けるのは、
まるで永遠に続く階段を登り続けるようなものです。
いつか息切れしてしまいます。

立ち止まってしまった時、
もう一度その階段を登る元気がなくなってしまったり、
せっかく頑張って築き上げてきたことが台無しになると感じてしまったり、
頑張れない自分に自己嫌悪してしまったりします。

ではどうすればよいのでしょう?

その答えが「あきらめること」です。

つづく

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