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統合医療やまのうち小児科・内科

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答えは自分が知っている2

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心の声を耳を澄まして聞くと、ストレスを減らすことができる

注意深く自分の思考を見つめていると、批判、執着、不満、欲で頭がいっぱいになっていることがあります。そういう思考はイライラ、不安、心配、焦り、嫉妬などの感情を引き連れて来ます。いい気分ではありません。

そしてこの思考は、頭(マインド)からやってきます。頭が考える基準は、基本的には「損か得か(欲)」です。「損したくない!! ちょっとでも得するためには?」と、「あ~でもない、こ~でもない、さあどうしよう」という思考で頭がいっぱいになるのです。一方、頭の声とはすこし違う感覚で、心の声(ハート)というものがあります。ハートの声はとても小さい声です。

マインドは言葉で考えるのが仕事です。大きな声で聞こえます。一方、ハートは感じることが仕事です。声なき声で「いい感じ、悪い感じ」を感じています。ハートの声はほとんどの場合、マインドの声にかき消されてしまいます。

ハートの声は子どもの頃の無邪気なままの自分です。元気いっぱいの子どもの行動を見ていると、「このオモチャ欲しい」「あの子嫌い」「もっとしたい」と大人から見るととてもわがままに感じます。でも子ども自身はとてもイキイキとしています。私達は大人になるに連れて、こういった自分の「~したい」や「好き嫌い」を押し殺して、周りの空気を読んで、打算や計算をして、損得(マインド)を基準に行動する様になってしまいました。ただ、この押し殺された「~したい」や「好き嫌い」が気づかないうちに、心の底に溜まっていって、大きなストレスになるのです。

マインドはハートの「~したい」を巧妙に隠してしまいます。「~したい」と思った直後、「イヤイヤ、そんなことしたら……」と世間体、常識、マナー、モラル、損得を理由に「~したい」をなかったコトにしてしまったり、偽物の「~したい」に変換してしまうこともあります。常識的でマナーに反しないことで、損をしないことに変換してしまうのです。

心の声をかき消してしまうマインドの声には、恐れがあります。そんなことしたら、嫌われるかもしれない。そんなこと言ったら、一人ぼっちになるかもしれない。無視されるかもしれない。叩かれるかもしれない。etc

その恐れは子どもの頃にプログラムされた思いなので、大人になった今は、もう必要のないものがほとんどです。恐れを乗り越える勇気を持って、子どもの頃のイキイキとした気持ちを取り戻しましょう。自分の「~したい」に正直になる勇気を持ちましょう。

注意

 急に「~したい」をやってみると言っても、お酒いっぱい飲みたい、ギャンブルしたい、美味しいものが食べたい、などは偽物の「~したい」が紛れているかもしれません。見分けるには、やったあとハッピーになるか?トキメクかどうかで見極めるしかありません。何度かやってみて、反省したり、後悔するようなことは本当の「~したい」ではありません。

逆にあまり人に褒められるようなことではなくても、後悔も反省もなく、やればやるほどハッピーになり、トキメクことなら、ドンドンやりましょう。

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