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統合医療やまのうち小児科・内科

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ホロトロピックふれんどvol.2 前半

ホロトロピックふれんどvol.3
当院で配布中です。

vol.2に載せていただいた文章です。(vol.2 前半)

ホロトロピックって一体なんだろう?2

なんとなくモヤモヤした日が続いている。幸せを感じることがない。毎日なんだか楽しくない。このように思っている人は、結構多いのではないでしょうか。そういう僕も、そう思っていた時期がありました。日常に幸せを感じること。昨日より、より良い明日が待っていると思えること。「ホロトロピック」な感覚を身につけると、そういった根拠のない自信、根拠のない幸福感を感じることができるようになるようです。前回は、バーストラウマやインナーチャイルドについて少し触れました。「ホロトロピック」と精神的なトラウマがどう関係するのかということを考えていきたいと思います。

その前に、僕自身が経験した「気付き」についてお伝えしておきます。(前置きが長くなってなかなか本題にたどり着きませんが(;^_^ アセアセ・・・ご了承ください。)

 その日は風邪っぽい感じで、漢方薬の葛根湯や小青竜湯などをたくさん飲んで、なんとか早く治そうと考えていました。葛根湯や小青竜湯には麻黄という覚醒作用のある生薬が配合されています。麻黄は発熱悪寒があって汗が出ない時、身体の各所に疼痛があるときに用いられる生薬です。最近はインフルエンザに麻黄湯が効くと評判になっていて、普通のお医者さんも処方されることが多くなっています。その時はどうやら麻黄が効き過ぎたようで、なかなか眠りにつけませんでした。その頃ちょうど、「想念観察」という瞑想を練習していたので、「眠れないのも丁度良い機会だ」と思って、瞑想することにしました。自分の思ったこと(想念)に気付いて、流すという作業を延々と続けていました。どれくらい時間がたったのか?寝ているのか、醒めているのかも定かではないという状態になりました。気付いた時には、真っ暗な闇の中に優しく明るく輝く「光のボール」のような物がイメージとして浮かんできました。すぐにこれは自分の魂だとわかりました。とても穏やかで、暖かく、美しく、純粋で一点の曇りもない光のボールでした。しばらくその光を感じていましたが、なんの過不足もなく、とても幸せな気分でした。では幸せではない状態とはどういうことでしょう?心の光を遮ってしまうような、分厚い鎧で光が遮られてしまうことだ、と直感的に理解出来ました。光が外に出られない時に不幸だと感じるのです。ではなぜその鎧が作られるのでしょう。赤ちゃんが生まれた時、その魂は完全に無垢で純粋な光だけの存在です。母の愛に包まれている間は、心の傷もなく、なんの恐れも疑いもない状態です。しかし、肉体的には空腹、睡眠、排泄など生理的な欲求を感じるので、泣くことで周囲の大人に伝えます。そのまま欲求が満たされれば、問題は生じません。これが自己肯定感の基礎になります。しかし、何らかの理由でその欲求が満たされない状態が続いた時、それは赤ちゃんにとっては命の危機です。こういった自分の要求が受け入れられない経験(自己否定感の基礎)を重ねることで、心に傷を作ってしまうようです。

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